木作りの過程1
樹木のいじれる時期は樹種ごとや作業ごとにそれぞれある(参考書等にも載っている)、ただ、その年の天候や気温また、近年の温暖化等により、多少のズレはしょうじているので経験に頼る部分もある。(現在は庭木の仕立てにおいて丁度樹木の活動期に入り休眠期よりも若干しなるので個人的には扱いやすい時期だといえる。)
今、根回しをしているツバキの移植の合間にイヌマキという樹木の仕立ててみる。
イヌマキは千葉県の県木である。丈夫で加工ができるため庭木としても用いられ、また、耐潮性にも優れているため、生垣等にも使用されている。
仕立て方は何通りもある。完成した樹姿も作り手によって変わる。お客様に気に入ってもらえて初めて商品になる。逆に言えば気に入ってもらえなければ、また存在を知ってもらえなければ、商品価値が無いことになる。
商品になるまでの(樹齢~加工の時間と労力)過程を考えるとまさに、ハイリスクハイリターンの商品だ。
故に加工~商品になるまで効率が良いと私が思うやり方で仕立ててみようと思う。
写真は左から(0時間)⇒(6時間)⇒(12時間)現在
作業は優先順位で行っているため、また手を掛けたら更新したいと思います。